パンフレット制作の目標は「印象づける」ことにある
パンフレット制作を行うと決断するまでにはそれぞれの人によって異なる考え方がありますが、どのような場合であってもほぼ共通した目標となるのが「自社が紹介したいものを印象付ける」ということです。
仮に顧客に覚えてもらわなくてはならないものが無い、特に紹介したい目玉商品やサービスは無いというようであれば、パンフレット制作は少し待った方が良いでしょう。パンフレット制作は自社の広告を打つことなのですから、この目標は常に持っていなくてはなりません。
ではより顧客に印象付けるパンフレット制作ではどういったことを考えるべきなのかというと、何よりも重要なのが「ページの配分を考える」ということです。
パンフレットにはさまざまなタイプがありますが、まず間違いなく無限にページを使えるということはありません。
むしろ無限にページがあるということになると顧客としても読んでいて何を伝えたいのかが分からなくなってしまいますし、印象が「分厚いパンフレットだった」程度のものになりかねないでしょう。
ページ数は常に有限なのですから、パンフレット制作では何を一番伝えたいのかを決め、それに応じたページ配分を考える必要があるのです。
一番伝えたいこと以外をないがしろにして良いわけでもありませんが、少なくともしっかり伝えたい内容についてはそれなりに紙幅を割き、優先度の低い内容についてはまとめてしまうことを考えるべきです。
またもう一つ押さえておきたいのがデザインです。
いくら内容がしっかりしていてもモノクロで全てがテキストだけとなると顧客が読んでくれることは無いでしょう。
しっかりと色を考えて使って必要に応じて写真を掲載するなど、顧客を惹きつけるには相応のデザインが必要となります。
ここについては社内でじっくり考えて決めるのも良いですが、よりしっかりとしたパンフレット製作をしたいのであれば思いきってデザイナーに依頼して見るのも手です。
特に最近ではインターネットでの発注が出来るようになったことによって、デザイナーに依頼する際の料金もかなり安くなってきています。
世界有数のトップデザイナーに任せるとなると話は別ですが、しっかりとした実績のあるデザイナーであっても思ったより安く依頼できることは多いのです。
パンフレット制作においてどのように印象付けるか、どのような印象を持ってもらうかは極めて重要なことです。
ここがぶれてしまうと完成したパンフレットの質も下がってしまいますから、デザインの初期段階からしっかりと考えるようにしましょう。