失敗しないパンフレット制作会社の見分け方
文字の修正費、写真の差し替え料など料金形態が明確
料金形態の明確な方が、クライアント側が分かりやすいのはもちろんのこと、デザイン会社のデザインの質を見極める目安にもなります。
修正をした後から破格の金額を請求する企業は論外です。
逆に、料金形態がなあなあで、無料で次々と修正してくれる企業は、作業量と給料が見合わず、デザイナーが疲弊している場合があります。そんな状態では良いデザインは上がってきません。また、仕事が忙しく、トレンドデザインを見る暇もないため、一昔前のデザインで仕上げてくる場合もあります。
パンフレット制作の実績・例をホームページ上で公開している
どのようなデザインが得意か、デザインのレベルを確認するためにも、制作実績や制作例を公開している企業には安心して発注できます。
しかし、制作例のみを公開している企業には注意が必要です。
公に公開する程の実績がないからか、お客様と良好な関係が築けていないためです。
実績がないために公開できないのはわかりますが、なぜお客様と良好な関係が築けていないと、実績を公開できないのでしょうか。
ホームページ上でパンフレット制作の実績を公開させてほしい、と言うのはハードルが高いからです。
お客様は制作会社を乗り換えたことを知られたくないかもしれないし、パンフレット制作をしてもらったけど、本当は今後関わりたくないと思っているかもしれません。
そんな雰囲気を匂わせるお客様には、聞きにくい質問です。
逆に、最後まで良い雰囲気で仕事ができると、気軽に質問できます。特別な理由がない限り、快く承諾してくれることでしょう。
ただし注意点があります。パンフレット制作時の規約として、制作実例を掲載させてもらうことを条件にした企業もありますので、一概にはいえません。
ホームページがわかりやすい
情報を整理するプロとして当然の仕事です。
自社の仕事をわかりやすく表現できないのであれば、なおのことお客様の仕事をわかりやすく表現することは難しいといえます。
自社の社員紹介がある・ブログがある
パンフレット制作会社の中には、ブローカー業をしている会社もあります。仲介のみで、実際の作業は外注してしまう会社です。
こちらの意図はなるべくなら直接、デザイナーに伝えたいものです。
間に何人もの人間を通すと、こちらの熱量が冷めてデザイナーに伝わりますし、途中で間違えて伝わる可能性も大いにあります。社内にデザイナーを抱えていれば、直接伝えることができるかもしれません。
そこで、ブログや社員紹介があれば、デザイナーはいるのか、営業は何人か、その人は何年くらい仕事をしているのか、様子を伺うことができます。デザイナーや工場の作業員がいれば一貫して自社で生産していると考えて良いでしょう。
パンフレット制作会社は世の中に溢れており、その中から良い企業に巡りあうことはなかなかできません。参考程度にご確認ください。