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費用の内訳

パンフレット制作に掛かる費用の内訳

パンフレット制作に費用が掛かる事は誰もが知っています。では、その内訳について詳細を説明出来ますか。
「印刷代金や紙代と人件費」このような回答では不足です。実際に掛かる費用の内訳を正確に知る事で、よりレベルアップしたパンフレット制作に繋げる為にも興味を持って把握してください。

パンフレット制作には大きく2種類の費用が発生します。人件費と印刷費です。
人件費を細分化すると、デザイン料、営業担当者や校正に携わる人件費。印刷費には実際に使用する紙代やインク代、送料や輪転機(大型の専門印刷機)を使用する際に発生する電気代などが含まれます。

パンフレット制作は発行部数とパンフレットのページ数、紙の厚さや作り方(見開き、折り畳みなど)、フルカラーか2色刷りかによって細かく価格が設定されており、最初の打ち合わせ時にこの辺りの情報を元に価格交渉が行われます。

デザインについても大まかに決める為、何もない所から初めてパンフレット制作をする際にはデザイン料も高くなります。2次使用(前回作成したデザインを使いまわす事)が可能なパンフレット制作の際はかなり安く価格を提示してくれるケースもあります。それだけ、デザインには労力が掛かります。手書きよりコンピュータを駆使して作り上げる作業の方が大変な場合もあります。全くの素人は簡単に思える一本の線、1つのキャラクターを作り上げるのに何時間という時間を掛けているものもあるのです。

この辺りを知っておく事で、印刷会社に対して失礼(横柄)な態度を取る事がなくなるでしょう。勿論、1円でも安くパンフレット制作が出来れば理想なので、価格交渉は大切です。しかし、必要最低限の費用は発生して当然なので、非常識な部分で値下げ交渉をしない方が身の為です。
卓越した技術を持ったデザイナーが考える作品に対する敬意とでも言うべき費用を値切ってはいけません。

つまり、2回目以降のパンフレット制作で前回と同じモチーフやデザインを流用して作る場合は、この点を指摘して価格交渉をすれば、かなりお得な価格でパンフレット制作が可能になるという事です。初めて作成する際にはあまり期待出来ませんが、2回目以降は人件費部分が半額に抑えられると言っても過言ではありません。しかし、それも内容によるので、パンフレット制作の都度、営業担当者と丁寧な打ち合わせを行い、納得の行く価格で制作を開始すると良いでしょう。少しでも良い作品を仕上げる為に双方の事情を理解する事が大切です。